退職代行サービスでトラブルが頻発‼︎ 実際に体験してみたリアルな感想。
退職代行サービスはオイシイ。そういった形で、退職代行業者が増えてきているのはご存知でしょうか? 本当に素晴らしい業者もいれば、悪徳業者も蔓延しているのも事実。
2019年8月現在、ほぼ100%の確率で仕事は辞めれます。しかし、これを読んでいるあなたは本当に辞められるのか、悪徳業者に引っかからないためにはどうしたら良いのか疑問に思っている部分もあるかもしれません。
僕が実際に体験した事をまとめていますので、参考にしていただければと思います。
- 僕が退職代行サービスを使おうと思った理由。
- 最初にぶち当たった壁。。憎っくき、悪徳業者。
- なんと8日間も連絡が来ない。そして悪徳代行業者に言われた事。心はもうずたぼろだ。こんな人とは契約できません。これだからトラブルが頻発するんですよ……
- 調べてみると恐ろしかった。非弁業者とのトラブル一覧。
- 安心は、お金で買える。
- 信頼できる代行業者を探して、行き当たったのが弁護士だった。
- そして僕は、非弁業者と弁護士の違いについて知る。
- もし会社側が、非弁行為を見破ったらどうなるのでしょうか?
- 確実に辞められる。辞められるんだけれど……
- そしてボロ泣き。ごめんよ、みんな。後悔している僕が言う。こういう人にはオススメ出来ない。
- 逆に、こういう人は退職代行サービスを使った方がいい。とにかくまずは、命を守って!
- 体調を壊して血便が……
- 使って分かった。素晴らしい弁護士の退職代行サービス。
- 弁護士の退職代行サービスを使うメリットは?
- 逆にデメリットは?
- 非弁業者が出来る事、出来ない事一覧。
- 弁護士はどこまで代わりにやってくれる?
- USBメモリは必ず会社に置いて帰ろう。
- 僕はこういう基準で選んだ。信頼出来る退職代行サービスの選び方。
- 労働組合と弁護士の交渉出来る範囲の違い。
- 弁護士、非弁業者の選ぶポイント
- 名残惜しいですが、実際に体験してみたリアルな感想のまとめです。
僕が退職代行サービスを使おうと思った理由。
僕が退職代行サービスを利用しようと思った理由は、新しい事に挑戦したかったからです。
WEB関係の仕事がやりたくなって、退職しました。先月まで福祉系の仕事をやっていたのですが、『どうにかしてスパッとその日に辞めれないかなぁ』と思っていました。というのも、職業訓練が目前に迫っていたからです。
(本当の事を言って辞めたとしても、絶対引き止められる…)
今、この時でないとダメだったのです。(誤解を招きたくはないので最初に言いますが、僕は決して福祉の仕事が嫌いだったわけではありません。むしろオススメしたいくらいやり甲斐があって、笑顔で楽しめる仕事でした)
来年になると、僕はもう30代の半ばになります。そうなると、お分かりの方もいらっしゃるとは思いますが、プログラマ35歳定年説に当たってしまうのです。
そして何よりWEB関係の仕事は、30代の無資格未経験は雇ってはくれないという厳しい現実があります。雇われるには、必ず何かしらのスキルが必要となる。なので僕は、この一度きりのチャンスに賭けてみる事にしたのです。
最初にぶち当たった壁。。憎っくき、悪徳業者。
インターネットで色々と調べていくと、まぁ多い事多い事。退職代行サービスって、一体どんだけあるんやねん。
軽く調べただけで60社はありました。
その中で一体、どこが一番いいのか……調べませんでした。
そう、調べなかったのです。
適当にちょちょいとサイトを眺めて、『あー、ここ安い』と思ってLINEを送りました。ちなみに値段は9990円でした。安すぎるところはやめましょうね。
ちなみにそこでは、いつまでに辞めたいかなどを聞かれ、そして連絡は途絶えました。
こっちからしてみたら、『はぇ?』ってなりますよね。
何回かLINEを送ってみても、うんともすんとも言いません。
結局、辞める数日前になってようやく連絡が来ました。
とても不安な日々を過ごしました。
なんと8日間も連絡が来ない。そして悪徳代行業者に言われた事。心はもうずたぼろだ。こんな人とは契約できません。これだからトラブルが頻発するんですよ……
8日間ですよ、8日間。
本当に辞められるかどうか心臓が口からおどり出るくらい不安な毎日を過ごしました。
たしかに、辞める日は1ヶ月後くらいでした。ですが、それならそうと『退職される◯日前に、再度ご連絡致します』みたいな感じで一言欲しかったですね。
それだけならまだいいですが、不安に思っていた事があったので質問された事とは別に2点ほど質問したところ、態度は一変しました。
『ーーーーーー
ーーーーーー
ーーーーー
〜ところで、私からの質問にお答えいただけませんね。もし、他社様との比較をしている状態であれば、お互いに時間の無駄になります。お互いのキャッチボールがうまく出来ないようでは、退職代行は成功しませんので、当社はご辞退をさせて頂きます。これをもちまして、LINEを終了させて頂きます』
と一方的でした。
僕の場合、パワハラなどで退職したかったわけではないので傷は浅かったのですが、精神的に参っているユーザーだった場合、これは相当な心の傷を負います。
精神的苦痛です。ユーザー目線で考えられない業者が、悪徳業者だと感じています。
「自分がどう言ったか」ではない。「受け取った相手がどう思ったか」が大事なのです。
そもそも、8日間も放置されていたら、そりゃ他社とも比較したくもなりますよね。
結果的に僕はこの業者を選ばなくて正解でした。
お世話になった会社に、こんな適当な対応をされたくありません。
調べてみると恐ろしかった。非弁業者とのトラブル一覧。
そもそも非弁業者とは? から始めるべきかもしれないですね。
非弁業者とは、弁護士資格を持たない人が弁護士活動をすることです。非弁活動ともいいます。弁護士資格を持たない人が、会社と交渉をすると違法(弁護士法72条)になり、逮捕されます。過去にそういう事例がありました。
あくまで例えですが、別の例でわかりやすく言うなら借金の取り立てでしょう。こわ〜いお兄さんが出てきてオラオラされる、あれです。
有給休暇の交渉や、退職届を勝手に作成して届けると非弁行為にあたります。
非弁業者とのトラブル
少しだけ非弁業者とのトラブルを確認してみましょう。
僕の知っているだけで、少なくともこれくらいはあります。
①料金を支払ったのに代行してくれない。
②暴言を吐かれる。
③非弁行為をされる。
④有給が消化できない。
⑤離職票を貰えない。
⑥社員全員、自宅の前に大集合。
⑦車で追い回される事態が勃発。
⑧会社の顧問弁護士のお出まし。
⑨会社側が「弁護士じゃないと退職代行サービスとは話をしないよ!」といって相手にしてくれない。
安心は、お金で買える。
⑥、⑦番を除いて全て、非弁業者のデメリットになるといえるでしょう。
逆に言えば、弁護士退職代行サービスのデメリットは⑥、⑦以外無いと言っても過言ではありません。
⑥、⑦は、弁護士だった場合は、弁護士という名の抑止力が働き、会社側も大人しくなるかもしれません。その場合は、①〜⑨の全てがカバーされる可能性があります。
誰だって弁護士相手に戦いたくありませんからね。弁護士相手に戦うのは弁護士か、よっぽど……ンんん(←マイナスな言葉を言いたくない)
信頼できる代行業者を探して、行き当たったのが弁護士だった。
信頼出来る業者はどこかな? と涙目になって考えました。
ウデもサービスもいい退職代行サービス(非弁業者)も、もちろん存在します。
ただ、どうしても気になり、付いて回る言葉が『非弁活動』です。
もし、会社側が退職代行サービスに関する対策をとっており、『弁護士じゃないと退職代行サービスとは話をしないよ』となっていた場合、それ以降の交渉は出来ない事も十分考えられ、確実性が無くなります。実際、退職出来たのはいいが「懲戒解雇扱い」となって退社してしまったという話も聞いたことがあります。(もちろんそれは悪徳業者に限った事ですが……)
会社の顧問弁護士が出てきた場合、会社側が有利になりますので、やはり確実性を求めるのであれば弁護士に相談するのがベターでしょう。弁護士法人みやび相談は無料です。
そして僕は、非弁業者と弁護士の違いについて知る。
とはいえ、日本の法律からいえば100%退職出来ます。それは非弁業者であろうと弁護士であろうと、です。非弁業者の「『ほぼ』100%」という『ほぼ』の意味は、非弁業者に依頼中、途中でユーザーの心変わりがあり、『やっぱり僕(私)、会社に残るよ』という事があったからです。
大まかに非弁業者と弁護士の違いといえば、残業代や有給休暇などの金銭に関する事と、退職届の発送です。そして『交渉が出来るかどうか』が大きな違いになってきます。
もし会社側が、非弁行為を見破ったらどうなるのでしょうか?
もし会社側が非弁行為を見破ったら……
『交渉』は一切出来ません。(というか最初から出来ないのですが)弁護士法第72条に反し、違法です。
有給休暇の残り日数は消化できない可能性が出てきます。その場合は、退職まで『欠勤』という扱いになるでしょう。
あくまで、非弁業者は退職代行サービスを利用するユーザーの意思を『会社に伝えるだけ』の業務になります。
たとえば本人が有給がほしかったとします。すると非弁業者は『本人は有給休暇を望んでいます』と会社に伝えるだけになるという事です。
会社側が「やだよー」と言ったら、有給休暇を取れなくなる可能性が出てきます。有給休暇は、従業員の当然の権利なんですけどね。おかしいですよね。
有給休暇の有無は、ぶっちゃけでっかいです。
よく考えてみてください。そして、あなたの有給休暇って、現在どれだけあるか計算をしてみてください。
一年半働いた場合は、21日分です。2019年4月からの働き方改革で年次有給休暇が10日間付与される人に対し、5日間は必ず使用するようになりましたが、それでも余ります。
つまりは、退職代行サービスで使ったお金は、有休で賄える可能性が大きいわけです。
確実に辞められる。辞められるんだけれど……
確実に辞めれるのですが、辞めた直後は後悔しまくりました。
だって、社長や部長、施設長はもちろん、利用者とそのご家族を全員裏切ってしまったのです。もう二度と皆さんに顔向けできません。
ご利用者と楽しくお話しする事も、もう出来ません。大好きだったご利用者の笑顔を見る事も、もう出来ません。
そしてボロ泣き。ごめんよ、みんな。後悔している僕が言う。こういう人にはオススメ出来ない。
僕のように職場の人間関係が悪くなかった人にとっては、全然オススメできないサービスになっています。
お金と時間を得て、人間関係をズタボロにします。僕は善人のつもりでしたが、あれれ、よく自分を振り返ってみたらあら不思議。側から見たら僕は、悪人じゃありませんか。
利用する際は、よくよく考えてご利用ください。
動機はどうあれ、事実、お金(ボーナス含)と時間だけを会社から法的に持っていった感じになってしまってしまいました。
「絶対に使うな!」と言っているわけではありません。人間関係が良好の場合は、使わない方があなたのためです。
逆に、こういう人は退職代行サービスを使った方がいい。とにかくまずは、命を守って!
上司からパワハラ、モラハラ、セクハラなどの精神的苦痛を受けている人。
これはもう、説明の余地はありませんね。
モラハラって何? って思う方もいらっしゃるかと思いますので念のためお伝えすると、無視されたり睨まれたりするような事です。小学校のいじめの延長上のような感じです。
上司が怖くて、辞める旨を伝えられない人。
上司って、なんであんなに偉そうなんですかね?
そもそも、上司なんて単なる役割に過ぎないのに。
以前僕が働いていた小売店は、そういう上司が山ほどいました。
そういう勘違い上司って、手に負えません。僕も昔、小売店で働いていた時は常に標的にされていました。
それでね、なかなか言い出せないんですよね。これ以上会社にいても、苦しめられるだけなのに。
会社から引き止めを受けている人。
時間はあなたの大切な資産です。家族以外の誰のために仕事をしているのか、10秒以内にもう一度よく考えてみましょう。
さて、誰のためでした? 自分が生きるため?
今から洗脳を解きます。
上司のためです。社長のためです。
あなたを馬車馬のようにこき使っている奴らのためです。
あなたの大事な大事な時間を、お金で会社から買われているんです。
同僚との嫌な人間関係があったとしても、どんなにストレスが溜まっていても、上司や社長からの引き留めがあるから、結果的には2~3ヶ月、もしくは半年以上足止めをくらってしまうのです。
人手不足。自分が辞めちゃったら、この職場どうなるの? って思ってる人。
残念ながら…
あなたの代わりは、どこにでもいます。
分かります。身を粉にして働いていたのに、ってね。
本当に必要としてくれているのなら、会社側はぞんざいな扱いを一切しません。
会社側が退職を受け付けてくれない人。
「君が今辞めたら、こっちは困っちゃうんだよねェ……」
と圧力をかけてくる会社もあります。精神的な監禁みたいなものです。そういう会社は困らせてあげましょう。
「君が辞める時期は、こちらで決めさせてもらうよ」
なんて言われたら、もう数ヶ月は居残り確定ですね。
社内で辞めることが噂になってしまったら、気分はあまりよろしくないですよね。
気分を害されてまで会社にしがみつく理由を5個挙げてみてください。
退職したい理由を5個挙げてみてください。
あまり考えずにスラスラと出てきた方が、素直な気持ちです。人生たまには、素直な気持ちになるのもいいですよ。
会社側に苦しめられ「このままじゃ死んでしまう」と思っている人。もしくは「死のう」と思っている人。
よく今まで我慢出来ましたね。素晴らしいです。
とにかく退職代行サービスを使って、命を守りましょう。間違っても電車に飛び込んではいけません。あなたの命は、お金で救えるのです。
朝、仕事に行くために玄関の扉を開けられない人。
僕もこのタイプでした。
うつ病になり、玄関の扉を開けられなかった。
結局、完治するまでかなりの時間を要しました。当時の妻に会社に電話かけてもらうまで布団から出られませんでした。
「辞めたら損害賠償を請求してやるからな」と脅されている人。
損害賠償は、よっぽどのことがない限り請求されませんのでご安心ください。
そうですね。例を挙げると、たとえば「〇〇が出来ます」といって入社したのに〇〇は出来ず(嘘をついて入社)、莫大な損失をあげてしまった。といった感じでしょうか。
弁護士ならばそういった損害賠償請求とも戦えます。
自力で欠勤するにしても「明日から欠勤するだと? お前みたいな奴が増えるとどうなると思うんだ⁉︎」と聞かれて「(職場が)平和になると思うよ」と言える人は少ないでしょう。あくまで冗談ですので言っちゃダメです。それこそトラブルになります。
体調を壊して血便が……
血便、出ました。本気で焦りました。ストレスでした。みんなを裏切って辞めてしまったという、後悔でした。
使って分かった。素晴らしい弁護士の退職代行サービス。
弁護士は、やはり「人と人」というのが分かっています。適当な対応はしません。弁護士に限った話ではありませんが、信用を失ってしまっては生きていけないのです。
弁護士の退職代行サービスを使うメリットは?
弁護士対応の退職代行サービスのメリットといえば、やはり『安心感』に尽きるでしょう。弁護士でしたら、まず間違いありません。
あと、着手金無料で有給休暇などの交渉をしてくれます。(成功報酬は20%前後になるところが多いです)
一度のチャンスに賭けるより、確実に有給が手に入ります。辞めた後の生活費も大事です。
未払い給与の交渉もできますし、損害賠償請求に対しても戦えます。
非弁業者には、こういう事が出来ません。
逆にデメリットは?
①非弁業者に対して、やっぱり少し高い。
退職のみの金額がおよそ5万円前後。そしてさらにオプションとして有給休暇などの交渉費用が発生する。(着手金無料で成功報酬が20%前後が多い。たとえば、分かりやすく有給休暇分が10万円だったとします。その10万円分の20%、2万円が弁護士の報酬金額となるでしょう)
②24時間、365日やっているところは少ない。
非弁業者が出来る事、出来ない事一覧。
非弁業者が出来る事。
①本人(ユーザー)の退職希望を会社側に電話する事。そして、本人から退職届を郵送させる事。
②非弁業者が退職関連書類の手続きについて会社に問い合わせ、本人に伝える。
非弁業者が出来ない事。
③非弁業者が伝言のみで退職代行を完結させてしまう。
④非弁業者が未払いだった本人の残業代を申請する。
⑤非弁業者が有給休暇を申請する。
⑥非弁業者が退職日を調整する。
ポイントは、『伝言』という事です。たとえば、非弁業者が退職代行の電話をして、その電話だけで退職を成立させてしまえば、弁護士法72条違反に該当します。
ざっくりいえば、弁護士法72条とは……
弁護士じゃない人が、利益を得る目的で、法的事務を行う行為です。
「だったら、退職代行サービスそのものが違法なんじゃないの?」と思われる方も多いと思います。
しかし、あくまでポイントは、『伝言』なのです。
①は、本人の退職希望を会社側に伝言する事。本人から退職届を郵送してもらうという点から、条件をクリアしています。
②は、必要書類を本人に伝言するだけなので、違法ではないと思われます。
ただ、これらは弁護士の中でも違法かそうでないか意見が分かれているので、難しいところです。(2019年現在)
③は、法律事務にあたります。
④も、これは法律事務にあたるので出来ません。
⑤は、伝言だけならセーフですが、会社に断られた場合、そこから先の交渉は出来ません。
⑥本人の希望を伝えるだけなら問題はありませんが、交渉をすると違法の可能性
出てきます。
弁護士はどこまで代わりにやってくれる?
弁護士によっても『退職までがサービスです』というところもあれば、『退職後もトラブルがあれば対応します』というところもあります。なので、ご自分に合った法律事務所をしっかりと確認をしてから契約をしましょう。
USBメモリは必ず会社に置いて帰ろう。
USBメモリは、必ず置いて帰りましょう。
たとえそれが自費で購入したUSBメモリだったとしても、中に入っているのは会社のデータになります。
仕事に一生懸命だったのは分かりますが、本来、持ち帰り残業はするべきではないのです。会社のデータは必ず置いて帰りましょう。
もし万が一、会社に残し忘れて持ち帰ってしまっていた場合、簡易書留で郵送するのがいいでしょう。
郵便局に売ってあるぷちぷちが入った封筒の中に入れると壊れにくくなります。
そして何か言われたら(個人情報の漏洩だ。訴えるぞ、みたいな)必ず『営利目的で持ち帰ったわけではない』という旨を強調しましょう。
そういった自分のポカが原因のトラブルを防ぐ為にも、弁護士に依頼した方がいいのかもしれません。
僕はこういう基準で選んだ。信頼出来る退職代行サービスの選び方。
詐欺にあわないために実際にやってもらいたい事があります。
それは、Webサイトで実際に運営者情報や会社が記載されているかをチェックすることです。
掲載されていたとしても、鵜呑みにしてはいけません。必ず、最後までチェックしましょう。
そして、弁護士に依頼する際もその弁護士は、本当に弁護士なのか。それをチェックしましょう。ここでほん怖(本当にあった怖い話)のBGMを流したいくらいです。
ここで検索したら登録のある弁護士かどうかが一発で出てきます。
石橋は叩いて渡りましょう。破壊するくらい叩くのが正解です。
個人的におすすめするのは、なんといっても弁護士ですね。
弁護士でしたら法律のプロフェッショナルになりますので、まず間違いはありません。
そして、専門家の肩書きがありますので、ぎゃんぎゃんわめき散らす会社に対しての抑止力になります。
『今真夜中だけど、どうしてもすぐに連絡が欲しいんだ! もう、今からでも辞めたい!』 という方は非弁業者でもいいでしょう。
非弁業者でも、弁護士からの指導を受けている業者も実在します。
非弁業者のおすすめは、SARABAです。
他の非弁業者違い、退職代行SARABAは労働組合となりますので会社との交渉が出来ます。SARABA以外の退職代行サービス(非弁業者)は、交渉できません。
つい最近でしょうか? グレードアップしてました。(僕が以前確認したのは2019年の1月くらいで、最終的に確認したのは2019年8月現在です)
労働組合員になる事により、会社側は『弁護士じゃないと受け付けないよ』という言い逃れが出来なくなりました。労働組合と会社は、『交渉出来るのです』
その仕組みとしては、ユーザーが労働組合員になる事。組合員になっても退職後にすぐ労働組合から抜ける事が可能です。
労働組合も年会費もSARABAの29800円に含まれています。コミコミで29800円なので、とてもリーズナブルと言えるでしょう。
(労働組合も年会費も、2019年11月から28000円とお求めやすくなりました!)
(まさかの! うれしい誤算です。2022年2月1日より24000円と、更にご利用しやすくなりました!)
ただし、弁護士と比べ交渉出来る範囲が若干少ないので注意しましょう。
労働組合と弁護士の交渉出来る範囲の違い。
労働組合の交渉……会社へ退職日・給料の支払い請求。
弁護士の交渉……会社へ残業代や慰謝料の請求。
もし、労働組合員になって、残業代や慰謝料の請求をしてもらいたい場合は、別途弁護士にお願いする必要が出てくるので、その場合は先を見越して弁護士に依頼した方が良いでしょう。
弁護士、非弁業者の選ぶポイント
①残業代や慰謝料を支払ってもらいたいのなら、基本料とは別料金にはなりますが、弁護士法人みやび。お悩みを無料で聞いてもらいましょう。
②退職日や給料の支払い請求だけでいいのなら、コスパ的にSARABAをお勧めします。
名残惜しいですが、実際に体験してみたリアルな感想のまとめです。
感想としては、個人の懺悔的な感情を抜きにすると『このサービス、すげぇな……』と思いました。
何がすごいのかというと、苦しめられている方にとっては、これ以上にない救世主です。自分の命や金銭的な事に関してももちろんですが、時間という自分の資産も守ってくれる。
サービスを利用する人が増えれば増える分、日本経済が傾いてくる可能性は出てきますが、社員を苦しめている会社は因果応報かなとも思います。
奪う人は奪われる。与える人は与えられる。
上記のようなやりとり……
「明日から欠勤するだと? お前みたいな奴が増えるとどうなると思うんだ⁉︎」
「(職場が)平和になると思うよ」
退職代行サービスを利用する人物が増えるとどうなるのか。人員不足に陥り、上司は部下に対して対応を変えなければ会社としては生存していけません。
ちなみにちょっとしたジョークです。本気でこんな事を上司に言ってはいけません。
こういう事にならないためにも企業はコンプライアンスを重視し、従業員の尊厳を守り、みんなで楽しくお互いを高め合っていける会社を目指していくべきだと僕は思います。
サービスを利用する際は、よく考えてください。くれぐれも、後悔のないように。
僕のようになってはいけません。
それでは、失礼いたします。